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起業・独立 知っておきたい基礎知識

人任せ経営による経営の悪化

人任せ経営による経営の悪化

起業の失敗例には、人任せ経営による倒産があります。資金に余力のあるシニア起業家に多く見られるのですが、経営を人任せにし、自らはオーナーに徹してしまうことによって、経営状況の把握ができないことが大きな要因です。経営者の力量不足につきます。起業家が一番優秀な人材であるべきです。

例えば飲食店の経営。厨房の権限をシェフに一任してしまっている場合、何らかの形で休まれてしまったり、引き抜きにあったりしてしまうと、閉店に追い込まれる場合があります。また、利益を無視した仕入れなどで、赤字経営になってしまう場合もあります。いざというときに、自分や他の従業員も対応できる対策をしておけば、状況把握も早く、何らかの手を打てていたかもしれません。

雑貨などの小売業などでも、店舗を従業員(パートナー)にすべて任せ自分は仕入れに奔走。しばらく店舗を留守にしたら、売上金などを持ち逃げされてしまったなどという場合もあります。仕入れに奔走しても、店舗の経営状況を把握して管理できていれば、このような状況は避けられたはずですね。最終的な経営悪化の痛手をこうむるのは経営者です。人任せにしないことが重要ですね。たとえ信頼しているパートナーであっても甘えは禁物です。

財務管理も人任せにしてしまっている起業家が多くみられます。その場合大事なのは、社長本人がしっかり内容を把握しておくということです。人任せにした結果、資金繰りの悪化にしばらく気が付かず手遅れというケースも決して珍しくありません。常に把握していれば、初期段階で気が付いて何らかの対策を立てることができたはずです。事業をするからには、企業の倒産防止対策をとる必要があります。様々な要因から発するリスクをできるだけ抑制し、経営に影響を与えない方策を立てておく必要があります。

最近では、比較的安価で簡単にアウトソーシングできますので、自分の不得意分野に関しては人任せにするのもひとつ。ですが、創業時はまずすべて自分で行うことが重要です。事業が軌道に乗るまで極力人件費(固定費)をかけないというのも理由ですが、自分で経験してみないと「課題や改善方法に気が付かない」からです。せっかくあったビジネスチャンスを逃すことにもなります。得た経験は、人を採用するときに人材の能力を見極めるのに役立つでしょう。人材教育するにも説得力が増しますね。

つまり、起業家は一人ですべてを管理する能力がないと厳しいということです。人任せにせず自分で道を切り開きましょう。

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